【伊豆河津温泉かわづの里】猫好き必見!食事も温泉も大満足の秘密にしたい隠れ宿を再訪



精神的にも体力的にも過酷だったフィンランド一人旅(旅行記未完)を終え、温泉でゆっくりしたい気持ちでいっぱいになってしまい約1年前に宿泊した”かわづの里”さんに再訪!

今回はたまたま土日に空きがあり、休日料金も一人当たりプラス1,000円と良心的な価格なのでいつもの平日泊ではなく土日に宿泊してみた


施設名:伊豆河津温泉かわづの里
宿泊時期:2024/10下旬の土日
予約プラン:金目鯛の塩釜焼、船盛、鮑がメインのコースに別注で伊勢海老を追加
宿泊代金:2名 \42,900(伊勢海老1尾\3,000+休日追加料金一人\1,000含む)
貸切風呂:離れに24時間利用できる専用風呂(源泉かけ流し)あり
チェックイン15:00/チェックアウト10:00


予約は楽天やじゃらんからも可能だが、公式HPから直接申し込んだ方が一人当たり約\1,000安くなるため初めてそちらから申し込んでみた(上記プランは楽じゃだと\44,800)
しかしレスポンスが遅く、何度電話をかけても繋がらない
私たちの場合は宿泊の4日前に予約をしたため余計に不安に…
年配のご夫婦2人で切り盛りしている宿なので仕方ないところもあるけれど、不安な方は早めの予約が◎

また、予約時には楽じゃ共に2部屋空きがあったはずだったが到着前に確認すると満室の表示
しかし着いてみると私達だけの貸切だった
もしかしたら今は一組のみで回しているのかもしれない






初回の宿泊記はこちら


今回は前回とは別の102号室を案内された

部屋の造りは全く一緒で、違うのはテーブルの高さと、ソファにひじ掛けがあるので横になりやすいということ
どちらかというとこちらのほうが寛げたので、次回はこちらを指定しようと思う

洗面所とお風呂の配置も同じ
貸切露天風呂があるので、前回も今回もこのお風呂は一度も使っていない
大きなタオル掛けがあるのもグッド

写真はないが洋式トイレもある
トイレには換気扇がなく小さな窓しかないのでちょっと下水の匂いが気になった

2階にはベッド
布団よりベッドのほうが良く眠れる人間なので、これも常宿にしたい理由の一つ

2階には和室もあるけど使っていない

一通り建物の写真は撮り終えたので温泉へ向かう!


温泉成分表

今回は部屋も違うのでお風呂も前回と違うお風呂
といっても造りは全く同じ
ちゃんとしたシャンプーと、脱衣所にはスキンケア用品一式置いてあるので女性も手ぶらで来れる

浴槽の造りも同じ
どちらも真ん中に大きな石があり、ここに足を乗せて浸かると体が浮くこともなくリラックスできる

こちら側のお風呂は住宅地に面しているので立ち上がると近所の家の2階の窓が見えてしまう
しかし夜になって部屋に電気がつくことはなく、写真の通り真っ暗
もしかしたらほとんどが廃墟なのかもしれない

海の近くだけどさっぱりとした温泉
源泉掛け流しなのに24時間いつでも好きな時に入ることができる

今回は10月下旬で20度を下回る外気温にも関わらず、また蚊に刺されてしまった
前回の反省を生かして、念のため持ってきていた蚊取り線香と痒み止めが重宝した

夕食は18:30から母屋の食堂で頂く
時間になったので向かおうと部屋のドアを開けたらコレ
この3匹の他にも地域猫がよくやってくる

いよいよ夕食が始まる
最初に運ばれてきたのは船盛
高級な魚ばかりではないが新鮮でとても美味しい

小鉢は前回と変わらず、酢の物2種にかぼちゃの煮物、栄螺

左側の酢の物はめかぶ、きゅうり、みょうがが細切りにされている
甘酸っぱさとシャキシャキな歯ごたえが癖になる味でとても気に入ったものなので、今回も食べられてよかった
ここの料理はただ普通に食べ進めるのでは完食できないので、コツとしてはこの酢の物は最初に一気に食べずに苦しくなってきたときの箸休めとしてちびちびと食べるのがおススメ

肉厚しいたけのステーキと、前回同様サトイモの煮物
煮物の出汁が美味しくて全部飲んでしまった

秋刀魚と根菜のスープ

秋刀魚のトマトソースはニンニクが効いていて最高に美味しい
根菜スープはいろいろなハーブの味がして薬膳スープのような風味
苦手な人もいるかもしれないが、私たちは当然完食

食事中に猫がやってきた
椅子にいるのがキナコ、棚の上にいるのがミルミル
(ミルミルが黄な粉のような色なので誤認しやすい)

食事を狙ったりはしないけど、この2匹は特に人懐こくて足元にすり寄ってきたり膝に乗りたがったりするので猫が苦手な人は泊まらない方が良い

大好きな塩釜焼がやってきた!


大きな金目鯛が丸々一匹!
写真ではわかりづらいが、塩釜が開くと湯気と良い香りが充満して幸せな気分になる

内臓があったところには臭み取りの生姜が入っている
火の入り方が絶妙でふっくらジューシーで毎回驚く

しかし宿のオススメは中華蒸しのようだ
じっくり蒸した後、中華風あんかけをかけ白髪ねぎをたっぷり散らした後にアツアツに熱した油を回しかけるそうだ
油で煮えた後のネギとあんかけもとても美味しく、それをご飯にかけて食べるお客さんも多いようだ
次回は中華蒸しも食べてみたい

アワビの肝のお刺身(湯通ししたもの)

肝の色が違うのは緑の方がメスで、白いのはオス
私は肝が好きなので美味しく食べられたが夫は苦手なので全部貰った

別注の伊勢海老のポワレ
味噌がたっぷり入っていてそこもいただく!

小ぶりだが1尾で\3,000はお手頃
年始にベルギーで\10,000超えの大きな伊勢海老を2回食べたので、余計に安く感じる

唯一残念だったのは、次に出てくる鮑のステーキと同じレモンバターソースの味付けなので、同じ味なら調理法を変えれば良かった(お刺身、鬼殻焼きも選べる)

海老も好きだけど、このレモンバターソースはやはり鮑が合う!
ニンニクの効いたソースの香りが食欲を誘う
肉厚で大きな鮑は絶品

どの料理も素晴らしいが、塩釜焼の次にお気に入り

最後にはご飯とお味噌汁、漬物が出てくる、満腹で苦しい場合は断ることもできる
ご飯に乗っている海苔は味付きではなく、漬物も薄味なのでこれでご飯を食べるのは少々厳しい
個人的には塩釜焼のあたりで出してもらえると有難い

食後には夜食の生春巻きも貰える(お菓子とビールは持ち込み)

最初に出てきた小鉢は薄味で料亭のような味だったが、後半はトマトソースやニンニク等どちらかと言うと若者向けの味だと感じた
とにかく量が多く、年配の方や女性はかなり苦しいと思うので食事プランは慎重に選んで欲しい
大食いの私たちもかなり頑張って完食した

お腹が落ち着いたころ、もう一度温泉に入って就寝した

翌日
朝起きて食事の前に温泉へ
ドアを開けたらまたこの景色

昨日は曇り空だったけど今日は快晴
ちょっとだけ肌寒い気温が気持ちいい

朝食は8:00から始まる

ロールパン、クロワッサン、レーズンパン、食パンの4種類
テーブルにトースターを置いてくれているのでその都度温めながら食べることができる
おそらく市販のものだと思うけど美味しかった
二人で全種類食べることができたが何故かそれぞれ3つずつあったのでさすがに完食はできなかった

サラダのトマトは綺麗に湯剥きされ、キュウリもサイコロ状にカット
ここまで凝った料理なのに約2万円でいいのか…?

ミルミルも朝ごはん中
仔猫は数日前に迷い込んできて家猫になったそうだ

この美しいオムレツも私のお気に入り
かなりしっかり泡立てられておりスフレのようで期待を裏切らない出来映え
付け合わせのトマトは綺麗に湯剥きしてある

コンソメスープと季節のフルーツ
スープの野菜が細切りなところにこだわりを感じた

チェックインの前にもう一度温泉へ
相変わらず居心地がいい
チェックアウトギリギリの9:45まで温泉に浸かっていた

専用の源泉かけ流し露天風呂にハイレベルな料理を考えると非常にコスパがいい
さらに猫も触り放題
部屋はちょっと古くガタがきているところもあるので、今後建て替えをして値段が上がってしまったりする前に思う存分通いたいところ

チェックアウトのあと、シェフと奥さんは私たちの車が見えなくなるまで見送ってくれていた
このような2人の人柄もとても好きだ

またすぐに3回目の訪問をしたいと思う


旅館・ホテルランキング
旅館・ホテルランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました